なぜDATAの全く分からない私がDATA Scientistに興味を持ったか
Excelのmacroをいつも同僚に組んでもらう他力本願だった自分が、DATA(と言うかAI)に興味を持ち始めたのは一冊の本からです。
「ダヴインチ・コード」の作者ダン・ブラウンの小説「オリジン」(2019刊行)。文庫は3冊にわたるボリュームです。
コンピューター科学者の青年が生み出したDATA・Computing・AIのボーダーレスな世界。人間はどこへ向かうのかと言う壮大なテーマなんですが、当時「AI」という言葉を知っていても、一部の識者や企業が扱うものであり、いまだSFと変わらない距離が私にはありました。
その本で一番どきどきと心躍らせたのは、(インテリもて男)ラングトン教授・・ではなく、AI。シンギュラリティがもたらす未来は果たして幸福か・・まあこれ以上はネタバレになりますので書きませんが、エンターテインメントとしての側面もさることながら、近いうちに来る「AIと人間との競合・協調・融合」に心は釘付けでした。
数か月後、Microsoft 社の講演で「AIをビジネス商材として身近に販売」している事例を教えていただき、度肝を抜かれ「やば・・これは来るぞ。覚えなきゃ」と興味と焦りを感じながらも、何となくですが自分が進みたい方向が見えたのです。
その年の冬から、新型コロナで世界が苦しんだことは記憶に新しいですが、この時にも感染状況や対策にAIが駆使されているのはニュースで皆様よくご存じかと思います。
2023の今、私達は「Microsoft Azure」などのクラウド・コンピューティングを使って、自分で「機械学習」を作ることが出来ています。それは深い知識や技術がなくても可能なパッケージになっていて、知りたければ自分で学ぶサイトも用意されている至れり尽くせりな状況です。
更にAI作らずとも、「ChatGPT」はスマホ・PCもってる方はほぼ使っておられますよね?
1人に1AIの時代は既に来ていたんですね。
数年前は、小説の中で「未来」だと思っていたものが、わずか4年で1人に1AIの時代。
もちろん素人側の目線ですから、そこはお許しいただくとして、4年でここまで来たのに、シンギュラリティが2045年って遠すぎな気がします。2025説も出ていますが、そこはこれからも興味を持って情報を探していきたいと思います。(個人の趣味で)
もとに戻りますが、少しですが資格を取りました。
Microsoft Certified: Azure Fundamentals
Microsoft Certified: Azure AI Fundamentals
Microsoft Certified: Azure Data Scientist Associate
AWS Certified Cloud Practitioner
Tableau Desktop Specialist
Tableau Certified Data Analyst
まだまだ基礎的な資格なので、これからAzure、AWSは時間をかけて一つ一つ増やしていきます。
Tableauは今回、DATA Saber認定に向けたチャレンジをしているところなので、今はまずこれに集中です。
DATA Scientist、DATA Analystと名乗れるスキルではないことは十分承知の上ですが、「オリジン」が私に教えてくれた「私が見たいものは何?」を追求していきたいと思います。
長くなってすみません。
さて、余談。
ラングトン教授に心奪われておった時に、いてもたまらずルーヴルに行きました。
逆さピラミッドも見てきましたよ~~~!(ていうか入り口)
「オリジン」映画化の折には、世紀の青年科学者役にティモシー・シャラメを推します。(科学者っていっても、起業家であり、実業家なのでイーロン・マスクみたいな感じかな?)
ダン・ブラウン、アガサ・クリスティーに関しては、歴の長いDEEPっぷりですので、お好きな方はお声かけてくださいね。