Tableau Certified Data Analyst合格に向けて(問題の幅広さ)
随分間をあけてしまって、申し訳ありません。
Tableau Data Saberの認定を挟んだため、こちらの更新をストップしてしまいましたが、無事に認定をいただきました。(ありがとうございました)
Tableau Certified Data Analystを受験したのは一年も前になるので、試験問題は変わってきていると思います。
この試験を受けて良かったと思えた点は、Tableau Data Saberのハンズオン演習で、Data Analystで得た知識が実技とリンクした事です。
「あ・・これはあの問題で出た!」と思い出しながら操作をすることで、知識がTableauのVizにどのように表現されていくかをこの目で確かめることができて感動。
まるでピアノの鍵盤を流れるように叩く指が、協奏曲を奏でるようなTableauの芸術性・・(夢見がちに何言ってんだ?)
さて出題傾向の話に進みます。(`・ω・´)キリッ
最初に、私が受験する時に参考にさせていただいたサイト様をご紹介します。
Tableau兄さん様のnoteです。
すごく丁寧にアドバイスして下さっています。
既に傾向も変わっているかと思いますが、この幅広さを知識として理解して、なおかつ実際にTableau上で動かすことができれば、無問題。
付け加えるとしたら、「Tableau Server・Tableau Online」から数問。
パーミッション関連が2問程度あったので、「Tableau Help」の説明ページを何度も読みました。
SQL構文は基本を覚えたら大丈夫です。
色々な方が記事を書いてくださっているので、それを読んで少し自分で動かしてみると良いですね。
私はMicrosoft Azureの演習で、さわりだけ勉強しました。
構文については、Zennから「ダーマン様」の記事をご紹介します。
使い方をあわせて教えて下さっています。
それぞれの高い技術を持たれた方々の知識を、こうして学ばせていただけることに感謝しています。
それではゆっくり更新ですが、これからもよろしくお願いします。
文末になりましたが、寒波の中避難生活を送られている方々がご体調を崩されませんよう、暖かな場所と食事・物資の支援が行き届きますように、お祈りしています。
Tableau Certified Data Analyst合格に向けて(RANK関数)
隙を見てはTableauを触っているので、家で「タブちき」と呼ばれています。
あんまり集中すると「燃え尽きちゃう」ので、ここらで程々にしようと、本棚を整理していたら「Tableau Data Analyst」受験の時に書きなぐっていたメモを発見。
あれだけ勉強したのに、何もかも忘れている自分に自虐の笑い。
(疲れているのか、しばらく一人でフフフ・・・と笑っていました)
メモの中身をご紹介しようと意気込みましたが、確認したら「shotamaさん」のブログをメモさせていただいたものでした。
本当に分かりやすくて、何度も読んで関数の基礎を覚えることができました。
shotamaさん、ありがとうございます。blog.truestar.co.jp
じゃあ、今日は何をご紹介するか・・・、おお!そうよ!
実は私、これだけはしっかり覚えたものがあるじゃないの。
当時、どれが出ても「任せとけ!」だった唯一の関数、RANK関数。
ん、RANK関数なんてRANK付けるだけじゃないの?と思っていませんか?
違うんですよ、同率順位の取り方などの違いでスコアロスしたくないですよね。
(説明文はTableu公式HELPより抜粋)
①RANK(expression, ['asc' | 'desc'])
「パーテーション内の現在の行に対して標準の競争ランクを返す。同一の値には同一のランクが振り当てられます。」
(共通)
'asc'昇順、’desc’降順。(規定降順)
Null はランキング関数では無視されます。
②RANK_DENSE(expression, ['asc' | 'desc'])
「パーティション内の現在の行に対して密度の高いランクを返します。同一の値には同一のランクが指定されますが、数列にギャップは挿入されません。」
ギャップ・・・?何とお思いでしょう。
値 RANK RANK_DENSE
6 →4 3
9 →2 2
9 →2 2
14→1 1
表のように、RANKは同率を同じ順位で表し、次の値に対して同率数分カウントしていますが、RANK_DENSEは同率を同じ順位で表し、次に来る値に対してはギャップなく次の順位を振り当てています。
③RANK_MODIFIED(expression, ['asc' | 'desc'])
「パーティション内の現在の行に対して変更された競争ランクを返します。同一の値には同一のランクが割り当てられます。」
え?え?何・・?とここで挫折しないで下さい。簡単なんです。
値 RANK RANK_MODIFIED
6 →4 4
9 →2 3
9 →2 3
14→1 1
表では「9」の値が2つあります、同率の順があるとして、RANKは「2位」として表し、RANK_MODIFIEDは同率の個数分カウントした後の数である「3位」としています。
では、①、②、③を並べてみます。
(ここから①、②、③表記にします)
値 ① ② ③
6 →4 3 4
9 →2 2 3
9 →2 2 3
14→1 1 1
RANK_DENSEはギャップなし。
RANKとRANK_MODIFIEDの違いは、同率順位の値をカウントした最初で取るか、最後
で取るかで覚えると覚えやすいです。(私解釈ですよ・・)
④RANK_UNIQUE(expression, ['asc' | 'desc'])
「パーティション内の現在の行の一意のランクを返します。同一の値に異なるランクが指定されます。」
UNIQUEっていうからには、一意なんですけどね、じゃあ同率どうなるのって疑問が湧きますね。
そこは表計算であれば上にある行から順位を振っています。
そこさえ分かれば、一番楽なRANK関数です。
値 ① ② ③ ④
6 →4 3 4 4
9 →2 2 3 2
9 →2 2 3 3
14→1 1 1 1
⑤他にRANK_PERCENTILEもありますが、模擬問題ではみかけませんでした。
百分位置のランクを返すので、比較的理解しやすいと思います。
値 RANKPERCENTILE
6 → 0.25
9 → 0.75
9 → 0.75
14→ 1.00
RANK関数は自分のものにすれば、変化球問題が来てもすんなり解けてスコアアップできる良素材。
さあ、明日もレッツタブちき。(燃え尽き寸前か?)
気分転換に、久しぶりにウィッチャー3するぞ。
最近旅行行けてないから、ゲラルドさんになって馬で大地を駆け抜けて眠りにつきます。
おやすみなさい。
Tableau Certified Data Analyst合格に向けて(表計算関数)
今日は不思議と余裕があるので、もう一つ記事を追加します。
この後、You Tubeの旅チャンネルを見ながら眠りにつくだけです。
さて、関数の続き。
まず、この関数って何?という時にすぐに調べられる。マジで助かりました。
では模擬問題で何度か見かけた表計算関数について。
まず、そもそもTableauにおける表計算とは、Microsoft Being Chatに聞きました。
(私の京倍頭いいから)
「Tableauの表計算機能は、元データをシート上で集計した結果を使って、もう一度計算することができます。表計算機能を使うことで、元データを集計した結果に対して、割合や累計などの計算を行うことができます。表計算機能は、Tableau内のローカルデータに基づいて計算を行う特殊なタイプの計算フィールドです。」
つまり、シートのView上で出来る計算ですね。(あってますか?)
今回も説明は「Tableau Public」の計算フィールドを参考にしています。
①FIRST( )
パーテーション内の最初の行から現在の行までの行数を返す。
現在の行のインデックスが 3 の場合、FIRST() = -2
②INDEX( )
パーテーション内の現在の行のINDEX。
パーティション内の 最初の行の場合、INDEX() = 1
③LAST( )
パーテーション内の現在の行から最後の行までの行数を返す。
現在の行のインデックスは 7 個中 3 つ目の場合、LAST() = 4
ここまでをへたっぴな表で表現すると・・・こんな感じです。
INDEX( ) FIRST( ) LAST( )
1 0 6
2 ー1 5
3 ー2 4
4 ー3 3
5 ー4 2
6 ー5 1
7 ー6 0
④LOOKUP(式, [オフセット])
Excelと同じです。ここを参照しましょうよ、みたいな関数です。
え?説明不十分ですか。Micosoft Being Chat先生、宜しくお願い致します。
素晴らしい!!
Tableau先生と言い、Micosoft Being Chat先生と言い、何でも瞬時に答えてくれるのね。
私たちは、考えることを放棄したわけではありません。
DXにより世界のあらゆる情報とデータを手に入れ、自分自身もそしてAIを学習させていくのです。
いい感じにまとまったわ。
LOOKUP関数のイメージは、こんな感じです。先日作ったものです、へたくてすみません。
詳しくはこちらをご覧ください。とても分かりやすいです。
表計算は単純であり、見たまま理解できるから大好き。
まだ続きがあるので、次回ご紹介します。
ありがとうございました。
Tableau Certified Data Analyst合格に向けて(日付関数)
今日からは、勉強した内容について書きます。
まずは、計算フィールド作成に欠かすことのできない関数について。
第1弾は皆大好きDATE(日付)関数。
DATE(日付)関数は日付に関して、求められたものを返すために、種類があります。
取っ付きやすく、覚えやすいので、たくさん覚えちゃいましょう。
模擬問題などで見かけたものから選びました。
公式HELP→
計算フィールドの右に作成例と合わせて具体的に書かれているので、しっかり読んで下さい。今回はTableau Publicの計算フィールドの説明文を参考に書きます。
①DATEDIFF
2 つの日付の間の差を返す。
DATEDIFF('month',#2004-07-15#,#2004-04-03#, 'sunday')=-3
2004-07-15と2004-04-03の間の月数、週の始まりは日曜日。
(週の始まりを省略すると、データソースの開始曜日によって決定される)
出力:整数
※ここ重要です
出力とは、何を返すか、それは文字列か、数か、日付そのものか。
これが分かっていないと、的外れな関数を選んでしまいます。
②DATENAME
日付の暦の単位 (date_part) を文字列として返す。
DATENAME('month',#2004-04-15#)="4月"
出力:文字列
これは分かりやすいですね、「月」を知りたいので、「04」を「4月」と返してきます。
③DATEPARSE
文字列を指定された日付の形式に変換。
DATEPARSE('dd-mm-yyyy', "15.April.2004") = 2004-04-15 12:00:00:AM
出力:日付
④DATEPART
指定された日付の部分を整数として返す。
DATEPART('month', #2004-04-15#) = 4
出力:整数
DATENAME、DATEPARTの違いわかりますか?
出力形式が違いますよね。
求める出力形式が文字列なのか、整数なのか、はたまた日付そのものか。
そこを理解できたら、どれを使えば良いか覚えるだけです。
他にはDATETRUNC(日付を丸め機能)も、模擬問題で出た気がします。
ぜひ、公式HELPを読んでみて下さいね。
バス到着から新幹線発車まで4分、ホームが離れているため毎日競歩。
今日も、ぜぇぜえ・・・・。
イーロン、テスラくれないかな。テスラ通勤ならめっちゃ速い?
Tableau Certified Data Analystに合格するまでのこと(当日編)
新幹線待ちの間に記事を書いています。どこのビジネスマン?
今日は試験当日に気をつけたこと、迷ったことを書いていきます。
試験をスケジュールする時には、オンライン受験、または試験センター受験を選択して申し込みます。
試験ガイドはこちら→
Tableau Certified Data Analyst試験ガイド
①オンライン受験で注意すること
・テーブルの上、四方はしっかり片付けて。試験管がカメラで確認しますので、パソコン周りに、身分証明書以外は置かないようにしました。
・試験中に家族が入ってきたらその場でアウトです。
事前に家族には説明して、私はドアに「試験中入室禁止!」と、物騒な張り紙をしました。
・制約はありますが、オンライン受験は時間効率がいいので、事前対策さえしっかりすれば、使い慣れたパソコンで受験出来るので安心ですね。
②試験センターで注意すること
・私の経験ですが、試験センターでは待ち時間に勉強するスペースがありません。
試験センターに入るまでに勉強し終える気持ちで、準備願います。
・当日は他の試験を受験する方々も来ています。他の方の出入りに気が散りましたので防音用ヘッドフォンをして、自分の試験に集中しました。
・試験センターは席数が決まっています。希望通りの時期に受験できるかは余裕をもって空き状況を確認して下さいね。
私は3回目受験の時に、市内のセンターはどこも予約が取れず、隣県まで行きました。
③共通の注意事項
・ 「3 つのセクションがあり、次のセクションに一度進むと、前のセクションに戻ることはできなくなります。」(試験ガイドより)
見直しは、各セクションが終わったら次のセクションへ進む前に実施して下さい。
・ハンズオンは実技です。実力を思う存分発揮できるよう、時間配分に気をつけて臨みましょう。
では本番中の迷ったことについて
・ハンズオンで表示形式を「×閉じ」したところ、その後表示されなくなってしまい焦りました。
対策は
ツールバーに表示されない [表示形式] ボタン
ワークシートで次のキーを押します:CTRL + 1。
または、
[表示形式] ボタンが再度表示されるようになるまでウィンドウを拡大します
このように「Tableauのナレッジベース」をさらっと読んでおくと、いざという時の技が書いてあります、私も知っていたら焦らなくて済んだかも。
今日はここまで。
お休みなさい。
Tableau Certified Data Analystに合格するまでのこと(追い込み編)
今晩は、日付が変わってしまいましたが、涼しい夜ですね。
今日は、少し大変でした。
父が急に入院し、先ほどまでバタバタと明日持参する入院グッズ、書類を準備したからです。
これから数週間入院になるので、行ったり来たりしなければなりません。
さて、準備編に続き、最終段階の追い込み編を書きます。
Tableau Certified Data Analyst試験のスコアは
1回目634
2回目705
実は2回目は1回目不合格の3日後に受けました。
記憶のあるうちに、同じ問題をつぶしてやろうという考えで、前回の記憶をたどり自分では万全のつもりでしたが、750には足りませんでした。
と言うのも、試験問題がガラリと変わっていて、いわゆる「ヤマ」が外れてしまったのです。
驚きました、こんなに違う問題が出てくるとは。
原因は
①基礎を勉強せず、問題と答えのみを覚えた。
②SQL構文を勉強していなかった。
③ハンズオンの採点は大きい、1問でもスコアに影響する。
そして3回目に合格できなければ、次は半年も先。
考えました。途中別の試験もあり、時間はひっ迫しています。
そこで意を決してTableau推奨トレーニングであるこれを受けました。
料金は$1000 USD 。
セールで$600になっていたのが決め手です。
Tableau Certified Data Analyst試験バウチャーが2回分ついてきます(2回目の期限があったと思いますので後日加筆しますね)。
3か月の有効期限でTableau DesktopとTableau Prepを使用できます。
言語は英語ですが、自動翻訳で読めない部分を、ひたすら翻訳しまくりました。
90日間のプログラム、とにかく毎日続けてユニットをこなし、70%以上は終わらせました。
1ユニット毎に、小問があり、できるまで何度も繰り返し可能。
模擬試験のレベルは、本番試験に近かった記憶。
操作動画もその場で視聴できるので、わからなければ見ながら演習。
Tableau Prepは1日イメージをつかむだけしか時間がなく、こちらはもう少しやりたかったかな。
ライブセッション(英語)も申し込めますので、バウチャー2回分を差し引いても支払った価値はあったように思います。
そのトレーニングではTableau コミュニティを活用することを推奨。
これはすごく助かります。
周囲に「Data Analyst」取得者がおられなかったので、このコミュニティで世界中の方の意見や、事例を拝見できたことは、合格うんぬんよりも「Tableau」をはじめとするデータドリブン」の輪の中に、自分も入れた気がして嬉しかったです。
今日のご紹介した推奨トレーニングはレートが高い時にはかなりの出費になるので、おすすめというよりは、内容のご紹介です。私は2回までの受験費用を無駄にしたくない思いが強くて、冬のボーナスで「やってやる!」とポチリましたが、「遠回りこそ近道」これも同じでした。
無料や、安価のトレーニングサイトもありますので、どんどん探して下さいね。
追記:そこまでガッツリ勉強した後、Microsoft AzureとAWSをやり始めたため覚える用語が多すぎて、Tableauを継続して使う時間を確保しませんでした。
あれだけ勉強したのに、何で忘れるのでしょう?
自分のキャパの中で、入れ替えしなければ覚えられない凡人なので、またTableauを少しづつ使いながら一から思い出す毎日です。
今日はここまで。おやすみなさい。
Tableau Certified Data Analystに合格するまでのこと(準備編)
貴重な休日なので、もう一つ追加します。
今回は準備について。
「Tableau Certified Data Analyst」試験に向けた勉強をするために、まずは次のことを準備しました。
①Udemyのアカウント登録
デジタル資格の学習教材として愛用しています。
法人向けアカウントがあれば一番いいですね、私は個人で登録しました。
登録は無料ですが、各講座を購入する方式です。
ちなみに私はこれを購入。10月2日に価格を見たら3600円でした。
小問題と演習の両方が充実していますが、英語だったので、音声出して自動翻訳しながら見た記憶。
講座は使い易さが一番です、ぜひご自分の使い易い講座を探して下さい。
セールの時はかなり安くなりますのでお見逃しなく。
②Tableau Publicをインスト―ル
手を動かしながら、覚えるのが一番。
何度も何度も演習するのみ。
③無料教材サイト
ご自分で色々検索してみてくださいね。
英語のサイトも自動翻訳できますから、問題なく利用させていただきました。
言わずと知れた魔法の教材。
多くのスペシャリストの方々が、Tableauについて基礎から応用まで素晴らしい動画を上げてくださって、感謝の気持ちでいっぱいです。
私は次のチャンネルを拝聴しました。
「KT」様(Grand Master of DATA Saber)
「データビズラボ株式会社」様
「dviz」様
⑤本
「Tableauによる最強・最速のデータ可視化テクニック」
著者・松島七衣氏
松島さんはTableauでセールスエンジニアをしておられた方とのことで、しっかりと基礎から網羅して下さっています。
これだけデジタル教材が溢れる中で、この本を手に取ったのは2回目試験に不合格だった時。
Tableau Serverに関する問題が出たものの、使ったことがないため中々理解ができず焦りを感じ、「こうなったら基礎から学ぶしかない」と、この本を購入。
遠回りこそ近道なんですね。
解けなかった問題も、流れを理解することでクリアできました。
準備といいながら途中からの購入ですが、私にとっては原点に立ち返った教材です。
今日はここまで。
皆さま、良い休日の夜をお過ごしくださいね。